ノートとしてもタブレットしてもハイレベル レノボのデタッチャブルPC「ThinkPad X12 Detachable」

» 2021年06月16日 10時00分 公開
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 新型コロナウイルス感染症の流行で外出自粛や移動制限が今も課される中、仕事用PCの選び方も変わってきた。業種や職種にもよるが、オフィスでの利用が主であるという前提の下でPCを選んでいた企業も、テレワークの導入により家と会社との間での移動やWeb会議の事を考えた製品選びが必要になった。

 テレワークを前提とすると、PCは持ち運びに便利なモバイルデバイスである必要がある。据え置き型のデスクトップPCを抱えて会社と家を往復するのは難しい。そこで選択肢になるのが、ノートPCやタブレット、2in1デバイスなどだ。中でも持ち運びやすい軽さと堅牢性を持ち、それでいて処理性能や操作性は高いものがテレワークに適したPCといえる。

 しかし、ノートPCの場合、操作性はいいが重くて持ち運びにくい。タブレットは軽いが処理性能はノートPCに及ばない。2in1デバイスは軽いが性能は高くなく、キーボードはノートに比べて弱々しいなど、全てを満たすPCはなかなかない。

 今回は、タブレットの持ち運びやすさとノートPCの処理性能、操作性を持ち合わせたLenovoの2in1デバイス「ThinkPad X12 Detachable」を紹介する。まさにテレワークにふさわしいPCだ。

photo ThinkPad X12 Detachable

ノートPCにもタブレットにもなるThinkPad X12 Detachable

 LenovoのノートPCには幾つかのタイプがある。一般的なPCに採用されているクラムシェル型や、同社の「Yoga」シリーズのようにディスプレイが裏側に360度回転するタイプなどだ。

 そこへ第3形態として新たに加わったのが「デタッチャブル型」だ。X12 Detachableはキーボードと液晶ディスプレイが分かれるつくりになっており、キーボードを外せばタブレットとしても使える。Yogaシリーズもタブレットモードで使えるが、より簡単になったのがX12 Detachableだ。

 X12 Detachableは、ノートPCとしてビジネスでもストレスなく使える十分なスペックを持ちつつ、タブレットとしての軽さや操作性も持ち合わせている。ノートPCとタブレットの中間というよりは、どちらとしてもハイレベルな製品だ。

軽く、見やすく、堅牢性もある本体

 まずは外観から見ていこう。X12 DetachableはA4コピー用紙よりも少し小さく、サイズは幅が28.33cm、奥行きが20.35cm、キーボードも含めた厚さは1.45cmと、非常にコンパクトなPCだ。

 キーボードと本体は中央にあるコネクターを通じて接続できる。コネクターには磁石が付いており、だいたいの位置へ持っていけばぴったりと気持ちよく張り付いてくれる。取り付けに失敗することはないだろう。デタッチャブル型である以上は付けたり外したりが多くなるため接続部分の堅牢性も重要になる。X12 Detachableのキーボードは接続部分が固く厚みもあり「そう簡単に壊れそうにないな」という安心感があるしっかりとしたつくりになっている。

 本体にはキックスタンドが付いているので、キーボードを取り付けたときでも、タブレットモードでも画面を自由な角度に設定できる。キックスタンドは最大で170度くらいまで開けるほど可動域が広い。

photo キックスタンドの可動域が広く、自由にセッティングできる

 ディスプレイの縦横比は16:9ではなく3:2(1920×1280ピクセル)となっている。ノートPCとして使う場合は上下が広く、オフィスソフトを使うときにも見通しがいい。逆にタブレットとして縦向きに使う場合も、画面が細すぎず見やすい。

photo 縦向きに使っても見やすい縦横比3:2のディスプレイ

最新の高性能CPU搭載

 CPUは最新の第11世代インテル® Core™ プロセッサ(コードネームTiger Lake)から「Core i3-1110G4」「Core i5-1130G7」「Core i7-1180G7」「Core i7-1160G7」の4種類が選べる。メモリはi3とi5モデルが8GB、i7モデルが16GBだ。メモリサイズは大きい方がオフィスソフトを使うのにも楽なので、ビジネスユースであれば上位機種を選びたいところだ。

 グラフィックスは第11世代CPUになって新たに採用されたCPU内蔵グラフィックス「インテル® Iris® Xe グラフィックス」を搭載。これまでのCPU内蔵グラフィックスから大幅な性能の引き上げが行われている。このため「ファイナルファンタジーXIV」のような軽いゲームであれば十分に楽しめる。仕事用のPCでゲームができる必要はないと思うかもしれないが、それだけ高いパフォーマンスがあれば動作速度を気にせずストレスなく仕事に臨める。

外部接続はThunderbolt 4、USB3.2で

 外部とのやりとりはUSB Type-Cポートで行う。本体左側面に2ポートあり、1つはThunderbolt 4、もう1つはUSB3.2 Gen2に対応。Thunderbolt 4対応ポートは充電や外部ディスプレイへの出力、外付けストレージの接続などに活用できる。実際に外付けストレージを接続してみると、ちゃんと高速でデータのやりとりができた。

 もう1つのUSB3.2 Gen2ポートも映像出力に対応しているため、本体も含めて最大3枚のディスプレイを使える。テレワークなどでは本体以外にも画面が欲しくなるときもあるだろう。そのようなときはモバイルディスプレイを別途購入して使うのもよい。

MIL規格の堅牢性も

 本体の堅牢性も高い。本体のディスプレイにはスマートフォンなどでも採用されている強化ガラス「Gorillaガラス5」を採用。その堅牢性は折り紙付きで、Gorillaガラス5の場合、1.6mの高さから落下させた場合でも80%の割合でキズや割れが生じない程度の強さを持つ。

 加えて米軍の物資調達規格「MIL規格」に準拠。X12 Detachableは振動や衝撃、防塵(ぼうじん)、湿度耐性などのテストに耐え抜いた。年単位で長く使うPCだからこそ堅牢性は重要だ。

しっかりと打てるキーボード、自由に描けるペン

 X12 Detachableはキーボードにもこだわったモデルだ。付属のキーボードは、タブレット用の画面カバーにもなるキーボードのようなペラペラしたものではない。キーボード部の厚みは実測で約5ミリと厚く、タイピングしたときでもばたつかず快適に入力できるなど、満足度が高い。

photo 厚みのある付属キーボードは、本体との接続時に机から少し浮くようになっており、打ちやすさをサポートしている

 そして中央にはThinkPadの証でもある赤いトラックポイントも配置。「ThinkPadならトラックポイントは外せない」と考えるファンも多いと思うが、その期待は裏切らない。トラックパッドもあるため、普通のノートPCのようにも使える。

photo ThinkPadの証、トラックポイント

 入力デバイスとしてはこの他「Lenovo Digital Pen」が付属する。ペアリング不要で、単六形の乾電池をセットすればすぐに使える。書き心地は紙のようなさらさら感というより光沢液晶特有の滑らかなタッチ。とっさにメモを取りたいとき、特に立ち仕事中などキーボードを操作しにくいときに便利だ。

photo 「Lenovo Digital Pen」の書き心地は、さらさらというより滑らか

 Lenovo Digital Penにはもう一ついいところがある。本体の重心が軸から少しずれた位置にあるからか、非常に転がりにくくなっている点だ。机はもちろん、少し地面が斜めになった作業場や床に落としてしまった場合も、転がってどこかに行ってしまうことがなく、なくしにくい。

 X12 Detachableはペン入力以外にも、トラックポイント、トラックパッド、指でのタッチ、接続すればマウスでの操作もできるなど、多くの入力方法に対応している。これだけあればどんな人、どんなシーンでも文句なく対応できるだろう。

セキュリティとプライバシー対策も万全

 外出先でも使う場合は端末のセキュリティ対策が重要だ。X12 Detachableはログオン方法として顔認証と指紋認証を採用。液晶ディスプレイ上部には赤外線Webカメラ、キーボードのトラックパッド横には指紋認証デバイスを配置しており、Windows Helloによる生体認証ログインができる。顔認証によるログオンは自分の顔を一瞬で判別してくれるためスピーディーで、高いセキュリティを保ちながらも手軽にマシンを使えるようになっている。

 また、インカメラには物理的にカメラを隠せるシャッター「ThinkShutter」がついている。不意にWeb会議に参加してしまったときでも、シャッターで閉じておけば意図せず周りを見られることもない。プライバシーも守られているのだ。Web会議をしないときにカメラが映らないようになっていると、それだけで少し安心感がある。

photo ThinkShutterを閉じた状態

今モバイルPCを選ぶならデタッチャブル型

 ここまでご紹介してきた通り、X12 Detachableは使い勝手もよく、セキュリティもプライバシーも確保されている。クラムシェル型のノートPCとは異なり、タブレットのようにも使えるため、例えば取引先に資料を見せながら説明する営業職の人、工場で設計図を見ながら作業する現場の人、店舗内を移動しながら作業する販売員などにおすすめできる。

 本体が軽いのもポイントだ。構成によって多少変わるが、X12 Detachableは本体だけで約760g、キーボードを装着すると約1.1kgと、ノートPCとしては比較的軽量だ。サイズも小さいためカバンにすっと入れて持ち運べる。

 無線通信の手段が複数あるのも持ち運びに便利な理由の一つだ。X12 Detachableは標準でWi-Fi 6に対応。Wi-Fi 5以上に高速で混雑にも強い通信ができる。4G LTEモデルを選べば、Wi-Fiの電波が届かない場所や、情報セキュリティ上の問題でフリーWi-Fiにつなげない場合でも、セキュアで高速なデータ通信が可能だ。

 これまではノートPCとタブレットを両方持ち歩いて使い分けていた人もいると思う。X12 Detachableはメインで使えるノートPCとして十分なスペックを持ちつつ、タブレットとしても有用に活用できる柔軟性がある。これ1台があれば、どんな仕事の場面でも力を発揮してくれるだろう。「テレワーク向きのPCを探しているが、性能や操作性の面で満足いくものが見つからない」と悩んでいる人や企業は、X12 Detachableの導入を検討してみてはいかがだろうか。

【訂正:2021年6月17日午後3時42分 記事を公開した当初、X12 Detachableには5G対応モデルがあると記載していましたが、実際には4G LTEモデルのみの対応でした。おわびして訂正いたします。】

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