最新のマイクロソフトテクノロジを活用したプライベートクラウドで移行を支援移行先に適したプライベートクラウドを提供

「Windows Server 2012 Hyper-V」と「System Center 2012 R2」で構築されたプライベートクラウドサービス基盤「ビットアイルクラウド Wシリーズ」を提供しているビットアイル。現在、Windows Server 2012 R2の環境を無償で試せるキャンペーンなども用意している。グループ会社のSIer、ビットサーフとともにWindows Serverの移行を強力に支援する。

» 2014年10月07日 10時00分 公開
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System Centerをコアテクノロジにしたクラウドサービス

ALT ビットアイル クラウド・ITソリューション本部 アウトソーシング部 MSソリューショングループ 課長 橋本利一氏

 ビットアイルが提供する「ビットアイルクラウド Wシリーズ」(以下、Wシリーズ)は、Windows Serverを中心とした企業システムに最適な、ホスト1台(24vCPU 96GBメモリ)からプライベートクラウドを構築できるサービスだ。

 同社では、マイクロソフトと共同でWindows Serverやマイクロソフトの最新技術に関するセミナーなどを積極的に開催すると同時に、Microsoft Azure上にActive Directoryサーバーを構築するノウハウなど、これまで培った技術を一般にも公開する活動などを行っている。これらのセミナーを行える技術力を持ったエンジニアが現場の設計・構築・運用に携わっていることは、安心してシステムを任せられるデータセンターである証になる。

 「Wシリーズは、Hyper-V、System Centerをコアテクノロジとして、Windows Server 2012 R2に対応した、最新のテクノロジを活用できるクラウドサービスです」と橋本利一氏(クラウド・ITソリューション本部 アウトソーシング部 MSソリューショングループ 課長)は話す(図1)。

図1 図1 Windows Server 2012 Hyper-Vをベースにした仮想化環境を構築するのに適した「ビットアイルクラウド Wシリーズ」(クリックで拡大します)

 実際に同社は技術力の高さに加え、品質の高さも評価されており、ボトルネックになりがちなディスクI/Oが圧倒的に高速で、高性能かつハイパフォーマンスなプライベートクラウド環境を構築できる。

 Active Directoryサーバーをデータセンターに移行させる場合は、閉域網やバックボーンの太さ、企業ごとのポリシーなどでネットワーク回線が問題になるケースも多いが、ビットアイルでは広域イーサネットなどを駆使することで、高速なネットワークを実現している。

 Windows Serverのライセンス費用を削減できることもWシリーズの魅力の一つだ。サービス事業者が顧客に代わってライセンスを取得できるSPLA(Microsoft Services Provider License Agreement)を最大限に生かして、Windows Server Datacenter EditionとSystem Centerが利用可能で、ホストマシンのリソースの範囲内なら何台でもWindows Server仮想マシンを作成することができる。

 また、Windows ServerにアクセスするユーザーCAL(クライアントアクセスライセンス)やデバイスCALが不要で、既存のボリュームライセンスやWindows Serverライセンスを持ち込むことも可能となっているため、初期導入費用を抑えたサーバー移行を目指すことが可能だ。

Windows Server 2012 R2を試せる無償キャンペーンを実施

 比較的移行が安易なファイルサーバーやActive Directoryサーバーに比べ、独自アプリケーションの再構築や検証が必要なアプリケーションサーバーは移行に時間や手間がかかる。Windows Server 2012 R2の環境を試してみたい場合や、アプリケーションがWindows Server 2012 R2で正常に動作するかどうかをテストしてみたい場合に利用できるキャンペーンも用意されている。

 2015年7月31日まで提供されている「Windows Server 2003 End of Support対策キャンペーン」は、Hyper-Vホスト(CPU:12vCPU、メモリ:48GB、HDD:300GB)とインターネット回線(10Mbps帯域共用)、管理ツール(System Center Virtual Machine Manager)を2週間無償で利用できるサービスだ。

 「アプリケーションサーバーの移行に悩まれているお客さまは、Windows Server 2012 R2上でアプリケーションを検証していただけます。クラウド化する前に、まず仮想化してみて、本番環境で利用できるかを試してください」(橋本氏)

 また、「私たちは、Windows Serverの移行をグループ会社のビットサーフと密に連携して支援する体制を整えています」と橋本氏が言うように、グループ内にビットアイルのデータセンターを知り尽くしたSIerがいることも心強い。

 「グループ会社の場合、縦割りで連携があまり取れていない会社もあります。ビットアイルとビットサーフは、インフラ設計や開発をプロジェクト単位で行い、会社ごとの分担ではなく、お客さまの課題を解決するために、得意分野を生かすかたちでプロジェクトメンバーを選出し、密に連携しながらインフラからシステム構築までを行っています」(橋本氏)

Microsoft Azureとの連携でハイブリッドクラウドを推進

 さらにビットアイルでは、自社のクラウドサービスだけでなく、予算や目的に合わせて他社のクラウドサービスと連携させるハイブリッドクラウドを推進し、提案を行っている。特に、Microsoft Azureとの連携によって、Wシリーズのプライベートクラウドとパブリッククラウド(Azure)を連携させ、Active Directoryサーバーの冗長化や、Azure Backupを利用したファイルサーバーのバックアップなどを行える(図2)。

図2 図2 「ビットアイルクラウド Wシリーズ」とMicrosoft Azureを連携させてハイブリッドクラウドにすることも可能(クリックで拡大します)

 「ファイルサーバーのバックアップをこれまで考えてこなかったお客さまも、Azure Backupを利用すれば別途バックアップソフトなどを用意する必要がないため、非常に好評です」(橋本氏)

 Windows Server 2003のサポート終了対策だけでなく、オンプレミスからデータセンターにサーバーを移行させる際には、データをいかにセキュアに移動させるかが課題となる。ビットアイルのWシリーズでは「クラウド移行支援パックfor Wシリーズ」というオプションを用意し、物理サーバーのOSイメージをVHD化してデータセンターへと運び、VHDを展開して仮想マシンを作成するまでの移行作業をパックサービスとして提供している(図3)。

図3 図3 「クラウド移行支援パックfor Wシリーズ」は、顧客の物理サーバーをビットアイルクラウドへ安全に移行するための支援サービス(クリックで拡大します)

 「Windows Server 2003のサポート終了を機に、セキュリティリスクなどを考えていただき、現在のシステムの移行に一歩踏み出してください。必要があってシステムを刷新したいと情報システム部が考えても、経営陣を説得してコストを捻出することは非常に困難でした。しかし、サポート終了対策をキッカケとすれば、なぜ移行しなければならないかを説明しやすく、情報システム部が経営陣を説得できる最大のチャンスとなっています。データセンターに移行することで、最新のWindows Server 2012 R2にアップグレードできるだけでなく、パフォーマンスや信頼性、コストを低減させるプランも考えられるので、私たちも経営陣に説明しやすいロジックを提案していきます」(橋本氏)

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提供:株式会社ビットアイル
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年11月6日

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