驚異の7年間無償保証!! ビジネス現場を変える最新A3カラーLEDプリンタ「COREFIDO EX」モデル徹底チェック(1/3 ページ)

2008年に「5年間無償保証」をうたい、ビジネスプリンタ市場に華々しく登場したOKIデータの「COREFIDO」シリーズ。その最新モデルである「COREFIDO EX」は、より長く、快適に使えるA3カラープリンタを目指して改良を続けてきた。10年超の時間をかけて磨き上げた完成度、耐久性、信頼性を見ていこう。

» 2019年03月25日 10時00分 公開
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OKIプリンタの未来を担う新「COREFIDO EX」

 プリンタ市場で長い歴史を持つOKIデータから、今後の同社が目指す方向性を強く印象付ける新製品が登場した。それが「COREFIDO EX」である。COREFIDOを拡張するという意味を持つ本モデル。これまでの無償保証5年間をさらに2年間延長し、「7年間無償保証」「メンテナンス品7年間無償提供」を実現したのが最大の特徴だ。

COREFIDO EX C844dnw

 ビジネス向けのプリンタ、特にLED方式やレーザープリンタは、大量印刷を行う前提の製品なので、長期保証をうたっていたとしても使用期間が5年を超えてくると、ほぼほぼどこかに不具合を抱えることが多い。そうした点を考慮して無償保証期間を1年としているメーカーが一般的だ。

 今回それを一気に7年間へと拡張するというのだから、これは製品の耐久性と信頼性に相当の自信がなければできることではない。

 この新「COREFIDO EX」が、これからのビジネスプリンタをどう変えていくのか、2年間拡張された7年間の長期保証に耐えうる製品なのか、といった部分を中心にその実力をじっくりと見ていこう。なお、「COREFIDO EX」のラインアップは、最上位モデルのC844dnw、必要な機能をコンパクトに凝縮したC835dnw、トレイセットモデルのC835dnwtがある。今回は最上位モデルのC844dnwを詳しくレビューした。

世界最小クラスの設置面積と使い勝手のよいデザイン

 新モデルの「COREFIDO EX C844dnw」(以下、C844dnw)は、ビジネス向けA3対応カラーページプリンタとしては非常にコンパクトだ。本体サイズは449(幅)×552(奥行き)×360(高さ)mm。一見しただけではA4ページプリンタかと思えるほどコンパクトである。6〜7人の小規模な部署で袖机の上に置いても邪魔にならないサイズ感だ。

設置面積は世界最小クラス(A3カラーLED/レーザープリンタの設置面積において。2019年1月現在、OKIデータ調べ)

 白色のバックライトを持つ液晶パネル部分は、前モデルまではクリック感のはっきりしたボタンを設置していたが、COREFIDO EXでは静電タッチパネルが採用されている。誤操作を防止するためにユーザーが操作できるボタン/キーのみが光る仕様となっており、こうした細かい部分を見つけて改良してきている点は非常に好感が持てる。

使いやすいフロントオペーレーション。静電タッチパネルを採用

 本体は正面に立ってそのまま各種メンテナンスが可能なフロントオペレーションを採用。一部の作業を除き、トナーカートリッジの交換、定着器ユニットの交換、紙詰まりの対応などを含めて本体前面側から作業が行えるようになっている。タンデム方式で用紙が1パスで直線的に流れるようになっているため、紙詰まり時の対応が非常に楽に行える。

7年間無償保証を実現した秘密に迫る

 さてCOREFIDO EXの最大の特徴は、前述したように「7年間無償保証」と「メンテナンス品7年間無償提供」という、ある意味「そんなにサポートしちゃって大丈夫?」と思えるレベルの太っ腹な保証とサポートにある。

 「保証期間内の修理費用を全てメーカー側が負担する」(※1)という画期的なコンセプトは、2008年に登場した初代COREFIDOシリーズから受け継いでいるが、そのサービスを7年間に拡大し、より長く使えるプリンタとしての魅力を増すことができた理由を探ってみたい。

※1 メーカーの無償保証規定に準ずる

OKIプリンタのポイントである独自の印刷方式「LED方式」

 COREFIDO EXの印刷方式であるが、OKIプリンタは光源にレーザーではなく発光ダイオード(LED)を用いている。OKIはLED方式を世界で初めて開発したいわばLED方式の元祖メーカー。これまで一貫してLED方式を長期に渡って開発・進化させてきた。

LED方式とレーザー方式の違い

 印刷はタンデム方式なので1パスで印刷される。LEDヘッドおよびトナーカートリッジは、本体手前側から黒(K)、黄色(Y)、赤(M)、青(C)の順で一直線に並んでいる。

 トナーカートリッジとイメージドラムは簡単に分離することができ、トナーカートリッジは大容量のサイズで約1万枚、イメージドラムは約3万枚印刷可能だ。

 他社製品に見られる一体型のトナーカートリッジは、イメージドラムの寿命が残っていても、一体型ゆえに交換しなくてはならないが、本モデルであれば、トナーがなくなったら、トナーだけを購入すればよい。

 製品寿命の異なるトナーカートリッジとイメージドラムを分離できるようにしたことで、それぞれを無駄なく使い切ることができる。

高速かつ美麗印刷が可能なプリントエンジン

 LEDヘッドは直線状に微細なLEDが配置されているため、レーザーを用いたページプリンタより細かな線に強いという特徴がある。さらに1ドットで4階調の表現が可能なため、グラフィックス印刷においても階調の再現性に優れるというメリットもある。印刷が早くてなおかつ文字も美しい、といいとこ取りがLED方式なのだ。

 印刷解像度は、最上位モデルのC844dnwが最大1200dpi×1200dpi、C835dnwおよびC835dnwtは最大600dpi×1200dpiと高精細だ。ウォームアップタイムは電源を入れてからは約20.0秒、パワーセーブモードからの復帰は約9.9秒となっている。

 印刷速度は、A4片面印刷でカラー・モノクロともに毎分36ページとなっている。ビジネス用途としては十分な速度だ。この印刷速度に関しては、A4のカラーおよびモノクロ印刷を実測しているので後ほど紹介する。

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