初めての液晶ペンタブレットだからこそ良い道具を! プロも絶賛する「Wacom Cintiq Pro 13」の実力(1/2 ページ)

ラノベやゲームで活躍する人気イラストレーター、refeia氏によるワコム新製品レビュー第2弾は「Wacom Cintiq Pro 13」。プロの目にはどう映るのか?

» 2017年03月21日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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これからイラスト制作を始めるなら――Wacom Cintiq Pro 13編

 ラノベの表紙やゲームキャラクターのデザインを多数手がけ、専門学校で教べんを振るう“萌え絵の先生”としても活躍する人気イラストレーターのrefeia氏。前回はワコムの新型クリエイティブタブレット「Wacom MobileStudio Pro 16」を実際に使ってもらい、その使用感や可能性をプロの視点から語ってもらった。

 今回は13.3型の「Wacom Cintiq Pro 13」について忌憚(きたん)のない意見を伺った。なお、ワコムがこれらの新製品を発表したとき、refeia氏は最初、「仕事場の環境を移行するなら本命はWacom Cintiq Pro 16になるのかな」と思っていたそうだ。そういう意味で、画面サイズが一回り小さいWacom Cintiq Pro 13の描き心地には興味があり、特に念入りに試用したという。その結果は――。

人気イラストレーターであるrefeia氏に「Wacom Cintiq Pro 13」を使ってもらい感想を聞いた

「繊細な筆圧に反応してくれる」 プロも認める描き味

 前回取り上げたWacom MobileStudio Pro 16では、実際にイラスト制作の現場に導入する想定で、システム全体をコンパクトにまとめた使い勝手の良さや、利用シーンの幅が広がる可能性を高く評価していたが、一方のWacom Cintiq Pro 13は、13.3型と比較的コンパクトな液晶ペンタブレットであることから、これからイラストを始める、またはプロを目指す人たちにとってどんな意味を持つのかも含めて語ってもらった。

refeia氏の仕事場に訪問

 refeia氏は「ペンタブレットにとって最も重要な描き味の部分でいえば、すぐに『何だか違うな』と気づくレベルで、明らかに描き味が良くなっています」と評価。「新世代のPro Pen 2の性能を確認するため、線を引く動作をスマホの高速度撮影モード(120fps)で撮影して、タイムラグがどれだけあるかを確認してみたり、実際にラフスケッチを描いたりとかなり入念にチェックをした」というrefeia氏。その結果、13.3型のコンパクトな本体でもきちんと“プロ仕様”の性能を持っていると認めた。

Pro Pen 2の重量バランスも好評価。以前に比べて「ペン先を振りやすくなった」そうだ

 「例えば、以前のモデルとの描き味の違いがよく分かるのは、筆圧が軽いときでも細かい動きにきちんと追従してくれるところです。使ってみれば読み取り速度が上がっているのが分かります。また、筆圧検知のレベルが8192段階でWacom MobileStudio Pro 16と同じ。これまで制作に使っていたWacom Cintiq 21UXの1024段階と比べると、読み取りの精度やペンの追従性も含めて、反応の自然さに歴然とした差がありますし、それより新しい2048段階の世代と比べてもスペック値で4倍もの差があります。Cintiq 21UXでは弱い筆圧の読み取り精度が十分でなく、ごく軽いタッチで線を引こうとすると読み取ってくれないため、感覚に折り合いをつける必要がありましたが、Wacom Cintiq Pro 13 はとても自然。筆圧0付近からの繊細な反応と、ガラス表面の微細なエッチング処理による滑らかで一定な摩擦は、プロが使っても十分満足できますし、試用期間中に知り合いのイラストレーターに使ってもらっても『Pro Pen 2はいいね!』という反応でした」と高く評価する。

サラサラとラフを描き、ペンの滑りや反応の良さを称賛するrefeia氏

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