“まずはアクション”する企業を応援したい 富士通のワークスタイル変革お試しパッケージ

今、多くの企業がワークスタイル変革に取り組み始めている。しかし、「どこから手をつければいいのか分からない」という企業も少なくない。そんな企業が、面倒な商品選定や見積不要で“まずはモバイルワークを体験できる”ソリューションが登場した。

» 2017年03月13日 10時00分 公開
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ワークスタイル変革は「始めてみる」ことが重要

 時間や場所を問わずに仕事ができる「ワークスタイル変革」は、多くの企業に共通する大きな関心事である。大手コンサルティング会社のデロイトトーマツコンサルティングが2016年に発表した「ワークスタイル実態調査(2015年版)」によると、「ワークスタイル変革へのニーズを感じている」と回答した企業の割合は81%に及ぶ。

 その背景には、人口減少時代に突入して労働力確保に課題を抱える日本ならではの事情がある。さらに人材の多様性がイノベーションを加速させ、企業競争力の源泉となるというダイバーシティマネジメントの考え方が定着したことも一因となっている。

 例えば、出産や子育て、高齢家族の介護を理由に優秀な人材を退職させてしまうのは企業にとって大きな痛手となる。そうした人材流出を防ぐためにも、多様な働き方を可能にするワークスタイル変革に取り組む企業が増えているのだ。同調査でも、ワークスタイル変革の目的に「多様な人材の維持・獲得」を挙げた企業が最も多く、次に「イノベーションの創出(新商品開発等)」が続くという結果になっている。

 ところが実際にワークスタイル変革に踏み切った企業はまだ少数であり、「変革へのニーズを感じているが、実施に至っていない」という企業が半数を占めている。ワークスタイル変革が進まない理由としては「人事、労務に関する懸念」「社内に推進体制がない(リソース・ノウハウ不足)」「セキュリティリスク(情報漏えい、シャドーIT等)」などの意見が多い。つまり、ワークスタイル変革に取り組もうとしても、社内制度や業務プロセス、あるいは企業文化が足かせとなっているほか、推進する組織体制がなく安全性も担保できないために進まないというわけだ。

 ワークスタイル変革を成功させるには、社内に推進体制を置いてビジョンの共有、ルール作り、ツール選定を実施するなど綿密な準備が必要となり、それらが定まってはじめてワークスタイル変革の具体的な取組みが進められる。だが、最初から在宅勤務、時短勤務を実現しようとするのもなかなか難しい。

 まずは「いつでもどこでも仕事ができる環境」をできるところから用意し、どれほどの業務効率化が図れるかを実感する。そしてルール作りや制度改革を並行して進め、徐々に適用範囲を拡大していく――これこそがワークスタイル変革を成功に導くのである。

ワークスタイル変革の入口に最適なモバイルワーク

 では、どこからワークスタイル変革に取り組めばよいのだろうか。入口として最も分かりやすいのは、やはりモバイルワークの導入だろう。

 今の時代、携帯電話やスマートフォンを持たずに外出して仕事をする人を探すほうが難しいくらいモバイルデバイスが広く普及している。そのモバイルデバイスは、高性能化、多機能化が進み、もはやPCと同等の機能を持つようになった。さらにネットワーク技術の目覚ましい発展により、高速・大容量通信も可能だ。

 しかし、モバイルワークの導入はそう簡単なものでもなく、解決すべき課題も多い。もちろん、モバイルデバイスを導入するだけで活用に結び付くわけではなく、導入に際しては通信回線や業務アプリケーションなど多くの項目を検討しなければならない。また、デバイス、回線、アプリケーションを複数ベンダーから調達することになり、積み上げによってコストが高くつくばかりかコスト調整も難しい。

 さらに、デバイス、回線、アプリケーションの管理を担当することになる情報システム部門にとっては、OSやアプリケーションの仕様がPCと異なるために既存のノウハウを生かせず、障害発生時の対応に従来よりも負荷がかかるという運用面の課題もある。

 こうしたモバイルワークの導入の課題を解決するソリューションとして、富士通が提供するのが「Mobile Value EX Pack」だ。

モバイル導入に必要な製品/サービスをセットで提供

Photo 富士通 サービス&システムビジネス推進本部 モバイルビジネス推進統括部 第一ビジネス部 シニアマネジャーの松本国一氏

 Mobile Value EX Packは、富士通のモバイル向けサービスプラットフォーム「MobileSUITE」を基盤として、モバイルデバイス、回線、保守などをセットにしたサービスだ。サービスを担当する富士通 サービス&システムビジネス推進本部 モバイルビジネス推進統括部 第一ビジネス部 シニアマネジャーの松本国一氏によると、同サービスはモバイルワークに必要な全ての要素を富士通が一括提供することで導入のハードルを下げ、ワークスタイル変革を推進するという狙いがあるという。

 「基盤となるMobileSUITEは、モバイルアプリを管理するMAM(Mobile Application Management)、コンテンツを管理するMCM(Mobile Content Management)、デバイスを管理するMDM(Mobile Device Management)の統合管理機能をはじめ、アプリを安全に配布するためのセキュア配信・認証・ID管理機能、デバイス上で利用可能なアプリやコンテンツを一覧表示する専用アプリなどを提供しています。従来はこのMobileSUITEのほかに、モバイルデバイスや通信回線などを用意する必要があり、モバイルワークの導入を難しくする要因になっていました」(松本氏)

Photo モバイルワークに必要な要素をパッケージとして提供する「Mobile Value EX Pack」のサービスイメージ

 そこでモバイルワークの導入に必要な製品とサービスをひとまとめにするとともに、デバイスの盗難・紛失による回線停止や修理対応など保守・運用を行うサービスデスク機能を追加し、Mobile Value EX Packとして提供を開始した。

 「モバイル導入に必要な全てをワンストップで提供するMobile Value EX Packは、導入までのリードタイムを大幅に短縮するとともに、導入の負担を軽減するという特徴があります。また、盗難・紛失などのトラブル時の対応などさまざまなサポートを富士通が一括して対応することで、情報システム部門の運用負荷を軽減する効果もあります。さらに各製品やサービスを別々に導入する場合と比較すると大幅なコストダウンが可能で、3年試算のトータルコストではデバイス費用が実質無料になります」(松本氏)

 モバイルデバイスは、富士通の最新タブレットなど複数製品から選べるほか、オプションサービスを利用すれば、デバイスの障害発生時に利用者自身が直接富士通のサポート窓口へ連絡することもできる。まさに“至れり尽くせり”のサービスなのだ。

 富士通ではこのMobile Value EX Packをさらに広めるために、月額利用料が通常価格の約20%引きで利用できる「ワークスタイル変革お試しパッケージ」を期間限定で提供している(2017年6月30日までのご契約分)。例えば、10.1型ワイド画面を備えた堅牢防水タブレット「ARROWS Tab Q507/PB」をセットにしたパッケージの場合、1IDあたり月額5700円から利用できる。

 「ワークスタイル変革お試しパッケージは、Mobile Value EX Packを一部の部署の少人数から導入することが可能です。例えばセキュリティを気にされるお客さまはこのMobile Value EX Packと仮想デスクトップサービスV-DaaSを併用頂くだけで、簡単、安全なモバイルワークを実現できます。モバイルワークの導入をきっかけにワークスタイル変革を始めていきたいという企業に最適なソリューションです」(松本氏)

共創ワークショップでワークスタイル変革のデザインを支援

 ワークスタイル変革について、富士通が提供するサービスはMobile Value EX Packに限らない。富士通自身も2011年からワークスタイル変革を段階的に進めており、その社内実践で得られたノウハウを踏まえた各種サービスを提供している。とりわけ富士通の特徴といえるのが、ワークスタイル変革の企画・検討フェーズの支援だ。

 「東京・浜松町のFUJITSU Digital Transformation Centerには、お客さまと富士通が共創ワークショップを行う施設を用意しており、ここでワークスタイル変革のビジョンやロードマップを可視化したり、取り組むべきシーンの優先順位を決めたりしています。このようなワークスタイル変革をデザインする取り組みは、富士通ならではの大きな特徴だと考えています」(松本氏)

Photo FUJITSU Digital Transformation Centerでは、ワークショップ形式のディスカッションから「未来の働き方のスケッチ」を導き出す

 富士通には、自社でワークスタイル変革を実践してきたノウハウがある。そのノウハウをベースに、多くの企業のワークスタイル変革を支援してきた実績がある富士通の力を借りて、ワークスタイル変革に着手してみてはいかがだろうか。

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提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日

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